●メモリとストレージは同じ?
容量という意味では同じですが、メモリとストレージでは全く種類が違います。メモリは、一時的にデータを保管する領域です。ストレージは、データやファイルを長期的に保存する領域です。メモリ不足になると、スマホの動作が遅くなったりアプリが強制終了したり、あらゆるエラーが発生してしまいます。うまくデータが処理されなくなってしまうからです。ストレージ不足になると、写真や動画が保存できません。新しいアプリもインストールできず、OSのアップデートも難しくなってしまうのです。つまりどちらか一方が大切と言うわけではなく、日常的にスマートフォンを使っていくならばメモリもストレージも大変重要な存在だと言うことです。どちらも不足してしまうと、スマホがうまく使えなくなってしまいます。
●ストレージの空き容量
ストレージの空き容量は、簡単に確認できます。iPhoneの場合は設定から「一般」を選択し、「iPhoneストレージ」をタップすればわかります。Androidの場合は、設定から「バッテリーとデバイスケア」を選んで「ストレージ」から確認しましょう。
●スマホの容量を増やす5つの方法
①アプリのアンインストール
スマートフォンをよくよく確認すると、使っていないアプリが多くあることでしょう。いつか使うかもと思ってそのままにしておくと、じわじわと容量を圧迫してしまいます。使っていないアプリは、積極的に安インストールしてください。特にゲームアプリは容量が大きいので、優先的にアンインストールすると良いでしょう。アンインストールしてしまっても再度インストールはできるので、ご安心ください。
②キャッシュ削除
キャッシュを削除することで、ストレージの空き容量が増やせます。キャッシュとは、ブラウザで表示したデータを一時的に保存することで、次に開いた時もすぐにデータを表示させる機能です。ウェブブラウザのキャッシュ削除すれば、その分だけ容量が増えるのです。
③SDカードを使う
SDカードを利用することで、ストレージが拡張可能です。スマホによって、SDカードスロットが搭載されているものならば、SDカードが使えます。SDカードへデータを移行して本体からそれらがなくなれば、それだけストレージの余裕ができるでしょう。注意したいのはiPhoneの場合です。iPhoneはSDカードスロットの搭載がありません。
④不要ファイルの削除
いらない写真や動画を探して、削除してください。かなりの数になるはずです。特に動画は容量が大きいので、ブレていたり意味のない内容はどんどん削除すると良いでしょう。ファイルの削除に、クラウドストレージを使うのもオススメです。
⑤ダウンロードしたコンテンツを削除
Kindleの書籍や音楽、動画などダウンロードしたコンテンツを削除することで容量を増やせます。既に読み終わったり見終わった電子書籍や動画はそのままにしておくのではなく、再び見返すことがないならば積極的に削除しましょう。