http://annuaire-des-sports.com/2020/09/26/text-20200926/
“スマートフォンの中には、格安スマホとして販売されているスマートフォンがあります。
今では多く流通しているため、格安スマホそのものに疑問を持つ人が減ってきました。ですが、次のような理由があるので、格安スマホは安値で販売されているのです。
まず、格安スマホが「安い」と言われているのは、「高い」三大キャリアがあるからです。三大キャリアとは、「docomo、au、Softbank」の3社を意味するのですが、格安スマホに比べて倍以上も高いことが多いため、安値にこだわっている人の場合、三大キャリアをスルーする傾向にあります。
ではどうして三大キャリアは高いのか・・・というと、それは、自社の通信回線を持っているからです。補足となりますが、格安スマホのキャリアは三大キャリアの通信回線を利用することで、インターネットなどを利用できるようになっています。
普通に考えると、通信回線を持っていることがプラスに作用する・・・はずですが、「維持費がかかる」ので、その分だけコストダウンを図ることができません。この影響がスマートフォンの本体価格、プラン料金に影響を及ぼしているのです。
格安スマホは前述のとおり、安くインターネットなどを利用できるようになっているので、その分だけコストダウンを図ることができます。ちなみに、通信回線を維持する費用というのは、「概算で数千億円」とされているため、小さな企業では支えられない背景があるのも事実です。
その他の要因としては、三大キャリアは「iPhone、Androidに関係なくオプション料金が発生する」ため、何も知らずにいるとオプション料金分だけ損をする仕組みになっています。オプション追加は任意なので、オプション追加を外すことでプラン料金は安くなるのですが、それでも、格安スマホの約2倍の料金がかかるとされているのです。
最近になって三大キャリアは、通信料金などの見直しを図りました。ですが、こちらを含めても格安スマホのほうが安い状況となっています。
では、あらゆる面で格安スマホは優っているのか・・・というと、そうでもありません。まず、格安スマホの場合は「初期設定を自分でしないといけない」デメリットがあります。
スマートフォンに慣れていない場合、正直こちらが面倒なので三大キャリアを選ぶ人もおられるでしょう。次に、格安スマホは帯域が良くないというデメリットもあります。
帯域が良くない格安スマホでは、インターネットなどで通信が重くなると、そのままになる可能性が高いのです。こちらの問題を改善したい場合、より高いプランに申し込まないといけないため、良くスマートフォンを利用する人の場合、無理に格安スマホを使わないでも良いでしょう。
格安スマホの料金ですが、本体価格は1～3万円、プラン料金は2000円前後のものが増えています。後になって加算されるオプション料金はないため、少しでも安くスマートフォンを使いたい場合は、格安スマホを選んだほうが良いでしょう。”